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中国 恐怖の内装住宅――9割が発がん性物質に汚染

2010年12月27日

【新唐人2010年12月28日付ニュース】中国では、住宅の内装の材料にベンゼンなどの発がん性物質が含まれているため、がん患者が続出。専門家は、内装後は少なくとも3ヶ月間は入居しないことを薦めています。

報道によると、中国で新たに内装工事を行った住宅のうち、9割が発がん性物質に汚染されていたそうです。また北京児童病院の統計によると、都市部の白血病の児童のうち、9割以上が半年以内に住居の内装を行っていたことが判明。
 
青島益風室内汚染研究所 李主任
「1つはホルムアルデヒド、ベニヤ板や塗料から出ます。もう1つはベンゼン系物質、キシロール トルエンやTVOC揮発性の有機物はみな同じ部類に属し、ペンキなどに含まれています」
 
基準値を超えるホルムアルデヒド ベンゼンは、嘔吐やせき、のどの痛み、湿疹、さらには、呼吸困難や生殖系の異常も招きます。
 
青島益風室内汚染研究所 李主任
「ホルムアルデヒドは発がん性物質で、鼻咽頭癌や呼吸器感染を招き、ベンゼン系物質は人体の造血機能を破壊、白血病がその一例で、特に子供に影響が出やすい、ホルムアルデヒドは放出に3年から15年かかり、ベンゼン系とTVOCは初期に大量に出るので、内装後は3ヶ月から半年後に入居するほうが良いです」
 
調査によると、中国では毎年内装による汚染で呼吸器が感染し死亡する児童が210万人に上るそうです。うち、100万以上の5歳以下の児童が室内の空気汚染により死亡しています。
 
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